フック等を天井と壁面に取り付け、右図のように紐を通します。紐をスライドさせながら、ボールが眼の高さになるように紐の長さを調節します。（クリップで止めると便利です）

ボールから40cmぐらい離れて立ちます。（幼児の場合は30cmぐらい離れて立ちます）

ボールを揺らし、ボールの動きを眼だけで追うようにしましょう。頭も一緒に動いてしまわないように心掛けて下さい。トレーニングの所要時間は1日2分〜5分程度です。

◯ 眼を鍛えると集中力や運動神経がアップする。

人間は外界からの情報収集の８０％以上を眼に依存しているといわれます。脳とからだの情報源である眼は、当然集中力や運動神経にも影響を与えます。たとえば勉強に集中できない、運動神経が鈍いといったケースはこれまで個々の生まれ持つ素質と考えられてきましたが、実は両眼のチームワークや焦点合わせなどの視覚機能が上手く使えていないことに起因することも少なくありません。眼は鍛えれば鍛えるほど能力を増すので、トレーニング次第で様々な能力を向上させることが可能です。
特にプロスポーツの世界では、動体視力は勝負の決め手として、そのトレーニングは必須条件となっています。このように眼は驚異的なパワーを秘めていますが必ずしも有効に使われていません。
ビジョントレーニングの一つとして、このボールを使ってトレーニングをすることにより、そのような目のパワーをより有効に生かしていただくことができます。

ビジョントレーニングは、米国で８０年に渡り研究されているオプトメトリーと言われる学問の中で、眼のトレーニングを通して脳の機能までも向上させる科学的な視覚機能トレーニングです。米国では国家資格を持つオプトメトリストが眼科医をサポートし、視機能の障害からくる学習遅滞児の改善を改善させるトレーニングを指導し素晴らしい成果を上げております。近年スポーツビジョントレーニングが、米国オリンピック協会を始め、大リーグ、バスケットボール、アメリカンフットボール等のプロスポーツ界で導入され、数々の記録達成に貢献をしています。